幼馴染と入れ替わりTS その1

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三月、卒業式の朝。
この日中等部を卒業するその少年は、元気よくお隣の家を訪れていた。
「おはようございます」
ダイニングで出迎えたのは、お隣のおしどり夫婦だ。
「雪彦ちゃん、おっはよう~」
「おう、おはよう! 雪彦くん! 今日もいい天気だな」
「みたいですね。アイは起きてますか?」
「今日で卒業って言うのに、いっつもどうりよ~。雪彦ちゃん、今日もよろしくね~」
「うむ。だが雪彦くん、寝てるからといって不埒なことはしてはいかんからな」
だったらおれに起こしに行かせないでください、という感想は口に出さず、五十嵐雪彦は、苦笑気味に返事をして、幼馴染の少女の部屋へと向かった。
ドアをノックして、返事がないことを確認してから中に入ると、少女趣味に溢れた部屋のベッドでは、一人の少女が気持ちよさそうに眠っている。
もうそろそろ起きなければ朝食の時間もなくなるというのに、上向きにすやすやと、心地よさそうな少女の寝顔。名前は夏木藍子。雪彦と同い年で、生まれた時からのお隣さんだ。
「アイ、迎えにきたぞ。起きろ」

一声かけて、まず真っ先にカーテンをあけると、春の朝の光が室内を照らす。
藍子は年齢の割に子供っぽい顔立ちだか、体の成長は年相当だ。この日はピンク色のパジャマのようだったが、やたらと寝相はいいため、肩が少し覗いているだけだ。
見慣れていなければ、雪彦もちょっとドキドキしたかもしれないが、毎日毎日起しにきていれば、このくらいでは動じなくなる。
毎朝お隣の男の子が起しに来るとわかっていながらこの無防備さなのだから、藍子パパが警告したくなる気持ちもわからなくもない。
「アイ、朝だぞ」
「ん……、後十分……」
「十分も待てるか。置いてくぞ?」
「それは、だめ……」
「だったら早く起きろ」
「やだ……まだ眠い~……」
「ほら、起きろって。今日は卒業式だろ。最後まで世話を焼かせるな」
ぷにぷにした柔らかいほっぺたに指先を当てて、つんつんと、つつく。
「や……。ユキ、やめて……」
藍子は体を動かし、雪彦に背を向ける。
一生に一度の中等部の卒業式だというのに、またいつものように、大騒ぎの朝を迎えなくてはいけないらしい。
雪彦は、さて今日はどうやって起してやろうかと、軽く腕組みをした。

 

五十嵐雪彦と夏木藍子は、生まれた時からのお隣さんだった。
ちょっと真面目な男の子とちょっとおてんばの女の子で、同い年の二人、しょっちゅうケンカもしたが、普通の兄妹や姉弟以上に仲がよく、小学校時代はよくクラスメートにからかわれたりもした。
それが原因で二人の関係が壊れかけたこともあるが、二人、自分の気持ちには正直で、素直に明るく成長し、中等部の三年のその時まで、友達以上恋人未満という関係をずっと続けてきた。
その事件がなければ、二人の関係が進展するのは、もう少し時間がかかったかもしれない。
中等部の卒業式の夕刻、雪彦の家の階段で、藍子が足を滑らせ、雪彦がとっさに支えようとして、二人一緒に階段を転がり落ちる。
そんなバカげたことで人の精神が入れ替わったりするなんて、当事者でなければ雪彦たちも鼻で笑っただろう。
春休みはすったもんだで流れ去った。
元に戻れないかと色々な手段を試したが、再び入れ替わりが発生することもなく、二人はそれぞれお互いとしての生活を送ることになった。
雪彦と藍子、お互いのことは誰よりも詳しい二人だったから、入れ替わっての生活は誰にも気付かせなかったし、気付かれなかった。
二人はそのまま高等部に進学し、これまで通り、明るい男子生徒と明るい女子生徒として、新しい生活をスタートさせたが、それまでとは二つのことが大きくかわっていた。
一つは、男である雪彦の体に藍子の心が宿り、女である藍子の体に雪彦の心が宿っていたこと。
もう一つは、春休みのうちに、二人の関係が恋人と呼べるものに進展していたことだった。

 

七月、梅雨が終盤に差し掛かり、一学期の期末試験が近づいた頃。
「藍子、ちょっといいか?」
「うん?」
昼食後、同級生の女子と無駄話に興じていた小柄な夏木藍子――心は雪彦――は、隣のクラスの五十嵐雪彦――心は藍子――に声をかけられた。
クラスメートは好意的にからかってくるが、四月から散々仲がいいところを見せ付けているから、今更照れることはない。藍子は笑って立ち上がり、友達に断ってから、雪彦に並ぶ。
「今日は友達と一緒だと思ってたけど」
「うん、さっきまで一緒だったよ。藍子に会いたくなったんだ。いつもの場所に行こう」
「…………」
いつもの場所と、いつもの行為。
二人、昼休みは滅多に使われることがない部活棟そばの男子トイレに向かい、中に誰もいないことを確認してから、個室に入る。
「ユキ……、好き」
鍵をかけるなり、雪彦は藍子は強く抱きすくめて、唇を重ねる。
唇を唇で甘噛みし、ぬめったような柔らかな舌が、藍子の唇をこじ開けて口内へと潜り込み……ねっとりと藍子の舌に絡む。
甘く感じる唾液が藍子の中に流れ込んできて、雪彦の手が、藍子の胸のふくらみに伸びる。
年相当に成長している少女の乳房を、男の手が夏の白いブラウス越しに弄び、赤いリボンが揺れた。
それを嫌うように、藍子は身をよじった。

「いきなりそれか。ムードもへったくれもないな」
「だって時間ないし」
「わかってるけどさぁ。んっ」
少し強く乳房をもまれて、藍子は今度は本気で体を逃がした。
「アイ、おれはいいよ」
少女の可愛い声には不釣合いな口調で、藍子は言う。
それに応じる雪彦の口調も、少年の低い声には不釣合いだ。
「どうして? わたし、ユキといっしょに気持ちよくなりたい」
「時間ないっていったのはアイだろ。暑いし、どうせおれはイケない」
「……もっと早く呼べばよかったね」
「いいよ。アイが我慢弱いのはもう散々思い知らされてるし」
「……ばか。帰ったら、ユキにもたっぷりしてあげるね」
雪彦は羞恥をにじませつつも、甘く囁いて、藍子の耳たぶを噛む。
藍子は少し体を振るわせたが、雪彦の胸をそっと押して、体を離した。
「今日はいいよ。時間ないから、やるんなら座って」
雪彦は促されるままに、洋式トイレのふたの上に座り、両足を広めに開いた。
股間は制服越しですらわかるほどに、しっかりと隆起していた。
「口で、してくれる?」
「……手だけじゃダメか?」
ハンカチを取り出した藍子は身をかがめて、一度長い髪を背に払うと、少し上目遣いに雪彦を見上げる。
最初は学校での行為には抵抗していた藍子だが、セックスでのエクスタシーを覚えてから、無理に逆らわなくなった。
やらされた分はお返しをもらうし、やった分はお返しをする。
それまでセックス以外の部分であたりまえだったこと。
そして二人のセックスでも、あたりまえになったこと。

「口がいい。飲んでくれるともっと嬉しい」
「……いまはそんな気分じゃない」
「元は自分のだからいいじゃない」
「自分のだから嫌なんだ」
「なによ、他の男のならいいの?」
「もっと嫌だ」
藍子は言いながら手を伸ばし、雪彦のズボンのチャックを下げる。
雪彦は顔を赤らめながらも、お返しとばかり、藍子の艶やかな髪をそっとなでた。
「ね? 口で、して」
「アイは最後はいっつも無理矢理になるから。今日は手で我慢しろ」
「わたしも、後で口でして上げるからぁ。ね?」
「今日はいいって」
藍子のきっぱりとした言葉に、雪彦は不満げな顔をする。だが、藍子が渋いブリーフも下げて、直接手で触れると、すぐに切なげに瞳を震わせた。
藍子は体を震わせる男の反応に少しだけ笑みを浮かべると、両手を竿の部分に這わせて、そっと握り締めた。
雪彦の若い茎は急角度で反り返り、赤黒い血管を浮かび上がらせている。
皮がむけて亀頭を剥き出しにしたそこは、興奮に赤くふくらみ、微かに鼓動にあわせて揺れていた。
「もうこんなに大きくして。昼間っから学校で、アイはなにを考えてるんだ?」
意地の悪い言葉を投げかけながら、藍子は小さな白い手を、ゆっくりと動かし始める。
雪彦は羞恥と興奮に目の縁を微かに赤くしながら、甘く深く吐息を吐き出した。
「ユキが、してくれるのを、考えてたの……。ご飯食べたら、我慢できなくて、ずっと、考えてた……。ユキがわたしのここを撫でて、両手でシコシコして、それから、頭の部分にキスして、唇で、口で、べろで、可愛がってくれるの……」

「……アイは元は女のくせに、いやらしいな。人の体をこんなにして」
「ユキの体が、悪いんだもん……。ユキがいやらしいことするから、悪いんだもん……」
藍子が親指で雪彦のペニスの先端を撫でまわすと、藍子の指先はうっすらと濡れて輝く。
「ユキの手、いやらしい……」
「うん……、藍子の手は、いやらしいよな」
藍子は雪彦の反応を楽しむように、視線を交互に顔とそことに向けて、男のモノを弄ぶ。
「違うもん……。ユキが、いやらしいんだもん……」
微かに濡れた親指と人差し指でわっかを作り、藍子はペニスの括れをなぞって、カリ首を刺激する。
雪彦の体が、びくっと震えた。
「手だけで、イッちゃいそうだな」
「やだ……。口も、して……」
「時間もないし、五分でも終わらないなら、してやるよ」
藍子は楽しげに嫣然と微笑むと、手に力をこめて、ペースをいきなりアップした。
両手で男のそこを包む込むようにして、手を上下させて、男のペニスをこすり上げる。
時に強く握り締め、時にタッチを柔らかく。
小さな手を一杯に使って根元からカリ首、裏筋や亀頭の部分までを満遍なく刺激し、もむとしごくとを巧みに使い分けて、男を追い込んでいく。
雪彦のペニスからは先走りの液が溢れ、少しずつ藍子の手が濡れる。

時間がゆっくりと、だが熱い空気の中で、流れる。
五分が近づく頃には、ぬちゃ、にちゃ、といやらしい音が、狭いトイレの個室内に響いていた。
暑いこの季節、藍子の体からも汗がしたり、少女の甘い香りと男の淫臭が、室内に漂う。
「今日はなかなかしぶといね……。我慢汁が一杯だ……」
可愛い少女の声で、愛らしい笑顔で、藍子は囁くように、いやらしい言葉を呟く。
そうしながらも、藍子の頬も興奮に桃色に染まっている。
藍子は、ふぅっと、男のペニスに息を吐きかけた。
「うっ」
雪彦が声を漏らし、その体が大きく揺れた。
藍子はここぞとばかりに手の動きを激しくしたが、雪彦は寸前のところで堪えきった。
「ユキ……、もう、五分!」
男の手が、藍子の手を押さえて、動きを静止させる。
いつのまにか時間を忘れるほど自分も昂ぶっていた藍子は、えっと思って、男の腕時計を見て、少しだけ唇を尖らせた。
「……こういう時だけ、我慢強いんだからな、まったく」
「約束、だよ。飲んで、ね」
「飲むとは言ってない」
「いいから、早く!」
乱暴な、余裕のない、雪彦の言葉。
藍子は不満げな顔をしたが、時間が厳しいこともあって、それ以上この場では逆らわなかった。
雪彦の手をそっと払うと、ゆっくりと、顔をそこに近づける。
指先で鈴口を軽く弾くように、先端から溢れる滑液をすくい取り、そっと引き伸ばす。
雪彦が腰を振るわせた。

銀色の雫が藍子の指先に絡まり、糸を引いた。
それには匂いは感じられないが、顔を近づけたペニスからは、男特有のむせたような匂いが感じられる。
藍子は、いつになっても慣れそうもないと思いながら、だがその匂いに興奮を誘われながら、そこに唇を近づけた。
少女の淡い桃色の唇が、男の赤黒い性器に、そっと触れる。
鈴口へのキスで、少女の唇が濡れて、艶めく。
藍子は一度唇を離し、ほんの少しだけ舌を出して唇を湿らせると、今度は少し唇を開き気味に、ペニスに口付けをした。
片手は男の袋の方に回し、もう一方の手で竿を握り締める。
「はぁ……」
亀頭部を唇で撫でまわすと、男の体が震えて、微かに快感をこらえる声がふってくる。
「…………」
藍子は、上目遣いに、雪彦を見る。
「気持ちいいか?」
雪彦は眉を寄せて、目を細めて、微かに口を開き、あまりカッコいいとは言い難い顔を晒していた。だが快感に浸った甘い表情で、藍子の視線に気付くと、恥ずかしそうに目を伏せる。
「うん……。気持ちいいよ……。もっと……」
雪彦の言葉に、藍子はにっこりと、純真そのものといった笑顔を浮かべたが、その行為は幼さとは無縁だった。
口を広げて、ゆっくりと、男に覆い被さっていく。
亀頭が藍子の小さな口の中に納まり、唇がカリ首を包み込むようにして、甘くうごめく。
口内では柔らかな舌が、男の濡れたペニスをねっとりと包み込むように撫でる。
唾液をまぶし、味わうように深く唇をうごめかし、舌で男をいたぶる。
もっと時間がある時は、藍子も求めたくなるし、焦らして楽しむこともするし、後ろの穴に指を伸ばして前立腺を刺激したり、裏筋をたっぷりと舐め上げたりするのだが、やはり学校の昼休みでは藍子は浸ることができない。
男をイカせるためだけに、好きな相手のためだけに、藍子はペースを再び速めた。

顔をゆっくりと上下させ始め、唇を使ってペニスをしごく。
舌を絡めて舐めしゃぶり、両手を使って、竿の根元部分と睾丸とを弄ぶ。
ヌチャヌチャと音がするほど、藍子はいやらしく口を上下に動かした。
「ああ、ユキ……! いいよ、いい、気持ちいい……!」
雪彦がうわごとのように声を出す。
先ほどの手での愛撫の分もたまっていたのだろう、雪彦は今度は五分も持たなかった。
いきなり雪彦は、藍子の頭を両手で掴んだ。
「んっ!」
これがあるからアイにフェラはしたくないんだ、と思いつつも、藍子は逃げない。逃げられない。
喉まで届けとばかり、雪彦は突然乱暴に腰をつき動かす。
藍子はなすがまま、雪彦に蹂躙された。
「ユキ! イクよ、だす、だすよ!」
「~~~~!」
早くイッてくれ、と、涙目で、声を出せずに心の中で叫ぶ藍子。
藍子はぎゅっと目を閉じて、口を犯されながら、片手の親指と人差し指の付け根で、ペニスの根元をきつくしめつける。
瞬間、藍子の口の中で、男のモノが弾けた。
「あぁ! ユキ! ユキ!」
濃い精液を吐き出しながら、雪彦が二度、三度と、強く腰を突き出す。
どびゅっどびゅっ、と、藍子の小さな口の中に精液が溢れ、藍子の喉にまでからむ。
雪彦は藍子の頭を持ったまま、腰を震わせて、最後の最後まで元は自分の口内での快美感を味わった。
藍子は咳き込みそうになるのを我慢しながら、目を閉じたまま、雪彦が離れるまで元は自分の精液を味合わされた……。

 

雪彦も藍子も運動部に所属しているが、期末試験前で部活はない。
二人いつも通り一緒に帰宅し、夕食までどちらかの家でしっかりと試験勉強をして過ごす。
基本的に藍子――心は雪彦――は根が真面目だから、途中で悶々とすることがあっても、雪彦――心は藍子――を制して勉強に集中する。
たまにお互い暴走するが、それはお愛嬌だった。
学校から帰ると藍子は一度家でシンプルな薄いTシャツとデニムパンツに着替えて、勉強道具を持って雪彦の家を訪れる。合鍵で中に入り、雪彦の部屋に行くと、雪彦も着替えてベッドに座って待っていた。
「ユキ、おそーい」
「うん、お待たせ。暑いな。クーラーはつけないのか?」
扇風機だけで、なぜか窓も閉じたままだ。レースのカーテンが、扇風機の風でゆらりと揺れている。
「あんまりつけるとおじさんたちがうるさいから。今日は、お父さんたち、遅いの?」
雪彦の両親も藍子の両親も、共働きで日中はいない。パートで働いている藍子の母親は六時前には帰ってくるが、父親は毎日何時に帰ってくるか非常に不規則だ。
雪彦の両親は二人同じ職場で、忙しくなければ七時には帰ってくるが、こちらは遅い時と早い時の落差が激しく、忙しい時は午前様もしょっちゅうだ。
おかげで藍子にお隣にお呼ばれしたり、逆にお隣の一家をお呼びしたりと、家族ぐるみの交際が続いている。
「おじさんは夕飯より遅くなるって言ってたけど、おばさんは普通に帰ってくると思うよ。うちはどう?」
「ユキんとこも、今日は何も聞いてない。じゃあ、今日はどうしよっか?」
「別にどうも? 大人しく勉強しよう」
藍子は無造作に言って座り込み、テーブルに教科書とノートを広げる。
雪彦は、藍子の言葉と態度に少し唇を尖らせた。

「でも、昼休み、約束したのに」
夜こっそりと抜け出して夜這いを掛け合ったりすることもあるが、両親がいる時は、堂々と最後までやることは難しい。
特に藍子の父親は婚前交渉に対して厳しい。お隣の少年が将来義理の息子になることをすっかり既定の事実扱いしているが、一人娘の男親だけあって、複雑な思いもあるのだろう。
逆に母親の方はすっかりと娘とお隣の男の子との関係を把握していて、「避妊だけはしっかりしてもらうのよ」と、いつもむしろけしかけている。中身が雪彦である藍子としては、なんだかなぁ、と思いたくなる今の両親だった。
「おれは今日はいいって言っただろ」
「せっかく部活もないのに」
「昼もしたのに、もう我慢できないのか?」
「ユキはイッてないのに、どうして我慢できるの?」
「アイは間隔が短すぎ」
時には藍子も強い衝動に駆られることもあるし、三日も待たされれば藍子も自分からしたくなるかもしれないが、ほぼ毎日求められる上に学校でもなのだから、休みどころがない。
セックスを覚えたばかりの男女、と言われればそのとおりだし、気持ちいいことは大好きだから強く抵抗はしないが、はっきりいってやりすぎだと思う藍子である。
「男の体って、すぐしたくなるんだもん」
「我慢も覚えろ」
雪彦は床に座る藍子の後ろから、そっと藍子を抱きしめた。
「……ユキがいるから、我慢する必要なんてないでしょ?」
耳元での囁きに、藍子はわずかに身をよじった。

「……それはかなり男に都合のいい女だな。普通の男が女に言えば、下手すると別れ話になりそうだ」
「でも、ユキは普通じゃないもん。ユキだって、したいくせ」
「……まあ、するのは好きだけどさ……」
「ほら、やっぱり。ね? ね? いいでしょ?」
「せっかく試験休みで部活ないのに、イチャイチャしてる場合じゃないだろ?」
「せっかく部活ないんだから、イチャイチャしようよ。だれもいないし、今なら声も出し放題だよ」
「アイはいやらしいな」
「ユキだって」
雪彦は小柄な藍子の体を半ば強引に反転させて、抱きしめたまま、そっと唇を重ねる。
「……汗臭い」
「なによ、ユキだって。女の匂い、出してる」
言いながら雪彦は、薄いシャツと下着ごしに、藍子の乳房に手を這わせる。
「んっ」
藍子は雪彦と向き合うように体勢を動かしながら、微かに体を震わせた。
「シャワー、あびてこようか?」
「うんん、いい。なんだか、ユキの匂い、興奮するし」
「……変態? 元の自分の匂いなのに」
「違うもん、たぶん、ふぇろもん? とかだよ、きっと。女の匂いは、男にはいい匂い。わたしの匂いも、今のユキにはいい匂いでしょ?」
「むせそうだ」
「興奮する?」
「ちょっと、してきた、かな」
藍子は正直に答えて、自分から雪彦にキスをする。
雪彦は嬉しそうな表情でそれを受けたが、自分から言い出したにも関わらず、少し頬が赤くなっていた。

「ユキってば、素直だね?」
「まあな」
一度唇を離してそう言いあうと、藍子は小さく笑い、自分からもう一度唇を重ねた。
相手の首に腕を回し、体を押し付けるようにしながら、ねっとりと舌を絡める。
雪彦も積極的に藍子の舌に舌を絡めながら、もう一方の手で強く弱く、柔らかい乳房をもみしだいた。
お互いただ舌を動かすのではなく、時に相手の唾液を吸い込み、時には流し込む。
二人、鼻の奥で興奮した甘えた声を漏らしながら、唇で唇を甘噛みしたかと思うと、強く吸い、舌で相手の口内を犯す。
雪彦の片手は藍子の背にまわり、ぎゅっと力が入る。
藍子は雪彦の髪を撫でるように頭を巻き込むように、恋人の首に腕を回す。
いざ行為を始めると積極的になる藍子を感じながら、雪彦は藍子の張りのある乳房をまさぐり、刺激を送り込む。
乳房全体を押さえて上下に揺らすと、シャツ全体が揺れて、乳房のたわわな動きが卑猥に映った。
雪彦はそのまま右手は上に揺らし、左手は下に押し付けると、藍子の乳房を上下に弄ぶ。
ゆっくりともむたびに、薄い夏のTシャツの下で柔らかい乳房がふにゅふにゅと形を変え、雪彦の手の中で弾力的に弾む。
「はふ……」
先に唇を外したのは藍子だった。
濡れた吐息を漏らしながら、雪彦の耳まで唇を滑らせる。
「アイが、口でしてくれる、約束だったよな……」
「うん……」
雪彦も、藍子の耳たぶを軽くかんだ。

「口で、してあげる」
「じゃあ、脱ぐよ」
「いい。わたし脱がせる」
「……おれもやるよ」
雪彦は興奮した顔で、藍子は頬を上気させつつ笑顔で、お互いの服に手をかける。
だが雪彦の方は、藍子のシャツを半ばまで持ち上げた時点で、そのまま下着越しに藍子の乳房を再び撫でまわしにかかった。
藍子は小さくうめいたが、笑って、相手を嗜める。
「ちょっと手を離して。後でいくらでもしていいから」
「おっぱい、気持ちいいよ。ずっとさわってたい」
雪彦の唇は藍子の頬にキスを繰り返し、ゆっくりと下がっていく。
「元はアイのだろ?」
「でも、前はもっとちっちゃかった。ブラ、きつくなってない?」
「かも。アイが散々さわるから」
「もっとおっきくしたい」
両手を使って、雪彦は藍子のふくらみをもみしだく。
藍子はくすぐったさの奥に見える刺激に心を震わせながら、少し甘く笑って、しかたないなと言いたげに、自分で自分のシャツを引っ張り上げた。
雪彦は藍子の手による邪魔がなくなると、すかさず藍子の胸元にまで唇を這わせる。
「んっ」
微かにあえいで、藍子は体をのけぞらせた。
両手を上にあげるようにしてシャツを脱ごうとすると、雪彦が迫ってくる。
藍子はシャツを脱ぎながら、自分から床に体を倒す。
長い髪が、床に広がった。

傍目には、男が女を押し倒したかのように見えたかもしれない。
実際、雪彦は藍子が自分から倒れたことに気付かず、押し倒したつもりだった。
片腕にシャツをまとわりつかせたまま床に倒れた藍子の、その胸のふくらみに、雪彦は顔をうずめる。
白い清楚なブラジャー越しに、片方の胸に強く唇を押し付けながら、もう一方の胸を強くもみしだく。
藍子は微かな痛みを感じたが、それはすぐに痺れるような感覚になって、甘く心に響いてくる。
気付くと乳房の先端の突起は硬くなって、ブラジャーの裏布に柔らかくこすれていた。
男に女のふくらみを弄ばれながら、藍子はそっと片手を背に回し、自分からブラジャーのホックを外す。
きつめだった下着が、ふっと緩んで、乳房が量を増したかのように、一瞬震えた。
「この格好、なんだかすごくいやらしいね……」
下半身はデニムパンツをきちんとはいたままなのに、上半身はシャツを脱ぎ、ブラジャーも緩んで乳房が隠れているだけという姿。
「ユキってばわたしの体をこんなにして……恥ずかしくないの?」
雪彦は、むしろ自分が興奮と羞恥を覚えながら、藍子のブラジャーを押し上げた。
形のいいふくらみと、つんと上を向いたピンク色の蕾が姿をあらわす。
藍子は快感に頬を上気させて、少し意地悪く、だがにっこりと可愛らしく、笑った。
「おれをこんなにしたのは、アイだろ? あっ!」
いきなり左の乳首に吸い付かれ、歯を立てられて、藍子はぴくんと甘い声を漏らす。
藍子は体をよじるが、雪彦は逃がさない。
片手で直接藍子のもう一方の白い乳房を包み込み、乳首ごと、少し乱暴にもむ。

汗に濡れたふくらみは、しっとりとした感触を雪彦の手に伝えてくる。
そうしながら雪彦は自らの腰を女の太ももにこすりつけ、乳房を舐めて、キスをし、唇で乳首を引っ張る。
時折脇の下からウエストにかけて手を滑らせて、いやらしく撫でさすり、極上の肌触りを楽しむ。
藍子は快感に震え、瞳を淫蕩に潤ませつつも、少し子供っぽく微笑んでいた。
そっと自分で両手を上げるようにして、ブラジャーを腕から抜く。
まるで自分から、二つの乳房を男に突き出すような仕草。
半ば無意識の、だが残りの半分は意識しての、動作。
藍子の体は上気して、うっすらと桃色に染まっていた。
「アイ……、右も……」
雪彦は一瞬、ユキってばやっぱりいやらしい! と言いたげな目をしたが、彼の方も夢中だった。
もう何度も経験していることなのに熱中して、男にはない女の二つのふくらみを攻める。
藍子の要求にしたがって、右の乳首に吸い付く。
左の乳房をこねまわし、乳首をつまみ、指ではさみこみ、ぐりぐりと突起をなぶる。
「ユキ、乳首いじりだけで、イッちゃう……?」
「さすがに、んっ、だけでイクのは……」
「こんなに気持ちよさそうなのに……?」
「うん……気持ちいいよ……」
「下、どうなってる? もう濡れてるでしょ?」
雪彦の手が、白くなめらかな藍子の肌を滑って、ゆっくりと下におりる。
藍子は甘い吐息を漏らしながら、にっこりと微笑んだ。
「うん、濡れてる感じがする……。そろそろ、下も脱がせてくれるか?」

「……ユキ、えっちっぽい」
「ぽいは、余計かも……」
「わたし、そんな女じゃないのに」
「自分から、口でしてとか言い出すくせに……?」
からかうような言葉だが、藍子の声は甘い。
「それは男だからだもん!」
また、乳房の先端の突起が強めにかまれる。
藍子はあえいで、思わず雪彦の頭を強く抱きしめた。
「もう、胸はいいっ」
「だめ。やめたげない。アソコも一緒にしてあげる」
雪彦は攻めるような声を出すが、彼の息も興奮と羞恥とに荒くなっていた。
素早く手を藍子の下半身に伸ばすと、手馴れた動きで、テニムパンツのボタンを外す。
もちろん口は藍子の乳房を攻めたままだ。
顔で乳房を押しつぶすようにしながら、乳首を舌でからめとり、時折唇で噛む。
藍子は嫌がったわりに、手は雪彦の頭を抱いたままで、たまにもっとと言いたげに、男の顔に自分の胸を押し付けている。
甘い吐息と、微かな声。
ジッパーがさがり、藍子の白いショーツが姿を見せる。
雪彦の手の平が、上から隠すかのように、そこをおおう。
雪彦の行動の一つ一つに、藍子は女の反応を見せて、身を震わせた。
ふっくらとした恥丘と、うっすらと感じられる薄い恥毛。さらにその奥にある、女の証。
じゅくっと、音こそ聞こえなかったが、藍子のそこが、甘く疼いてより強い刺激を求める。
雪彦はそこを包み込むように、少しずつ圧力を加えていく。

「あ……」
雪彦が中指を微かにうごめかすと、藍子はぎゅっと彼の頭を抱く腕に力をこめた。
藍子の呼吸が荒くなっていくのを、雪彦は興奮とともに感じながら、徐々に動かす範囲を広げていく。
手の平を使ってもむように白い丘を撫でて、指先で中心をなぞる。
薄い下着一枚に隔てられたそこは、熱く震えて雪彦の手を迎え入れる。
雪彦は唇で乳首を甘噛みしながら、ショーツ越しに、クリトリスに指先を押し付けた。
「いっ!」
「あ、ごめん、きつかった?」
「うん……。もうちょっとそっと頼む」
「ユキってば、相変わらずココ、敏感だね……。このくらい?」
タッチを優しくして、雪彦は藍子の表情をうかがいながら、そっと再び下着越しに藍子の膨らんだクリトリスを撫でる。
興奮した面持ちの雪彦に、藍子は目のふちを赤くしてうっすらと微笑み返し、目を閉じた。
雪彦はその笑みにまた興奮を強くすると、そのままクリトリスを撫でまわしながら、別の指をその下に押し込んだ。
ショーツが、食い込むというよりも吸い込まれるように、割れ目の中に潜り込み、くちゅっと音を立てる。

「ユキのここ、いやらしい音……」
「うん……」
藍子の声は快感に少し高くなっていた。
雪彦は片手でショーツ越しに藍子の女を可愛がり、同時に唇で藍子の乳房をいたぶる。
「このまま、一度クリちゃんでイッちゃいたい?」
「それもいいけど、んっ、その前に、脱ぎたい……」
「一回、イッちゃってもいいよ?」
「脱がないと、今日はそれでやめるけど、それでいいか……?」
「それは絶対ダメ!」
雪彦は強く藍子の乳首をかみ、クリトリスをつねった。
「はぅん!」
藍子の体が、一瞬大きく跳ねた。その反応の大きさに、雪彦は慌てて手を放す。
「あ、ご、ごめん! 痛かった? 大丈夫?」
うっすらと目を開いて、藍子は潤んだ瞳で、雪彦を見つめる。
「……だからもっとそっとしてくれってば……」
藍子の白く整った形の乳房は、藍子の呼吸に合わせて震えるように上下していた。
中心の小さな突起は、唾液に濡れて艶やかに輝き、少女の性を主張する。
「……ユキ、もしかして、いま、イッちゃった?」
「イクっていうか、きつかった……」
「……それ、軽くイッたんじゃない?」
「そんな感じじゃなかったよ……」
藍子は甘い息を吐きながら雪彦の体を押し、自分も上体を起した。

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