公開脱衣野球 その3

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「ぅあ・・・だ、めぇ・・・!」
艶のある嬌声が響いていた。
妖しい雰囲気と香りが、そこ一帯を包んでいる。
いたのは、一組の男女。
両者とも全裸で、その行為に没頭していた。
───セックス。
「あくっ、だめ、だめぇっ!はぅっ!」
女の方──青い髪を靡かせながら悶えている少女は、何度も拒絶の声を上げている。
しかし、その声は男にとってはただの媚薬にしかならない。
声を聞く度に、荒々しい腰の動きはより一層ダイナミックな抽送へと変わっていく。
「あ、ぃ、ああーっ!」
男が肉棒を突き入れる度、ぐちゅっ、ぐちゅっ、と、既に愛液が濡れ滴るっている秘部から音が聞こえてくる。
さらに、下腹部に感じる圧迫感。
そして・・・圧倒的な快感。
「ゃ、ふぁはっ、だ、めぇ・・・ぁふ、あはぁっ!」
所謂正常位と言われる形で繋がっている二人。
少女の方には未知の感覚が下腹からこみ上げて来る。
気持ち、いい。
たった今純血を破られたばかりだというのに・・・感じてしまっている。
それまでの──『男の時』とは到底比較できないくらい、『女』としての快感は少女──浅人を支配していた。
「あふっ、あうっ・・・んあぁっ!」
胸を鷲掴みされた。
形の良い双丘が、ぐにぐにと形を変える。
元に戻ろうとする弾力が、男にさらなる興奮を与え、動きをさらに乱暴にさせる。
そんな動きでも、敏感になった神経は『快楽』として伝えられる。
貪るように、浅人の膣が妖しく蠢く。
(もっと・・・もっとちょうだい・・・!)
「あう、あふぁ!い、イク、イっちゃうぅぅっ!」
手を男の首に伸ばし、絡ませる。
抱きついて体を密着させ、余す事なく快感を享受する。
「イく、イク、イ・・・~~~ッ!!」
目と口を大きく開けて、ビクビクと体を震わせて背筋をのけ反らす。
浅人の視界に最後に残ったのは、男の顔。
『それ』は───
「・・・・・・な」
ベッドの上で上体を起こし、呆然とする浅人。
びっしょりと汗をかき、息は荒い。
「・・・何ちゅう夢を見てるんだ俺は・・・」
頭を抱えその場でうずくまる。
その頭には長い髪の感触・・・まだ自分が女である事を証明している。
欲求不満か、はたまた昨日の沢田とのキスか、それとも昨晩の自慰が原因か、わからない。
でも、あんな悪趣味な夢・・・『男の自分』に貫かれる夢など、何故見たのだろうか?

「・・・はぁ」
今朝方の夢を思い出して、鬱に入る浅人。
今は遅刻しての登校中。
病院に行っていたのだ。
鞄は、普通の登校鞄。
野球部は、昨日の一件で、正式な処罰が下るまで停止処分を受けた。
『精神的に問題はありませんし、原因はよくわかりません。今度、精密検査をやってみましょう』
それが、医者が下した第一審であった。
母親は何だか浮かない顔をしていた。
(そりゃそうか・・・原因が掴めない謎の病だもんな。
お母さんが心配するのも無理はない)
なるべく考えないようにしていたが、この状況で考えるな、という方が難しかろう。
自分の母に多大な心配をかけている事に、浅人の胸が締め付けられた、まさにその瞬間であった。
「よう、浅人ちゃん」
突如、浅人の行く道を阻むように人影が現れた。
野球部の狂気の根源。
「・・・沢田」
咄嗟に身構える浅人。
脊髄反射の速さ。
そこにいたのは、髪を茶色に染めた、私服姿の岸田であった。
風貌は、まさに今時の若いヤツ。
「そんなにビビんなよ。何も取って喰おうって・・・」
「用件は何だ?っていうか、何でお前そんな格好でここにいるんだ?」
浅人の反応に、ニヤリ、と片頬を上げて笑う岸田。
生理的に、嫌悪感を感じさせる。
「ちょいと停学くらってね。用件は・・・大した事じゃない」
パチン、と岸田が指を鳴らす。
それを合図に、岸田の後ろと浅人の背後から、ゾロゾロと現れる人影。
「約束を守ってもらおうってだけだ」
終始笑みを浮かべている岸田。
浅人はちらりと背後に視線を遣り、また正面を向く。

「野球部総勢23人。お前と沢田、種倉を除く20人に、オナニーを見せてくれるんだろ?浅人ちゃん」
そこにいたのは、制服と私服が混ざっているが、紛れもなく野球部員であった。
それらに対し、浅人は・・・あくまで気丈な態度をとる。
「・・・へっ、たかが女一人に野郎20人ってか。おめでてーな」
そう言いながら、周りを伺う。
左右は塀、前後を囲まれ、逃げる術は無い。
「わりーけど、今はお前らに構ってる程暇じゃねーんだ。また改めて・・・」
と、浅人が言葉を紡ごうとした、その瞬間だった。

ガッ!

「がっ!?」
浅人の首筋に、強烈な激痛。
前のめりになった浅人の頭を、前に出た岸田が掴む。
ゴッ「うぐっ・・・」
鳩尾への膝蹴り。
それを確認したと同時に、浅人の意識がぷっつりと途切れた。
「ククッ・・・楽しませて、くれるよなぁ?」
岸田のその狂気に歪んだ笑みを見て、背筋に寒気が走った人間が、この場にいただろうか。
・・・一人、だけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・う・・・」
意識がハッキリしない。
思考が回らない。
考える事を体が拒絶する。
「お目覚めかい?浅人ちゃん」
その声ですら、最初は誰の声だか理解できなかった。
自分の中で改めて反芻して、ようやく浅人の意識が表層まで持ち上げられた。
「て、てめ・・・っ!?」
そこで初めて、浅人は自分が置かれた状況を確認することになる。
腕が後ろにいったまま前に戻らない。
手足首に、窮屈な感覚。
両者共に動かす事が出来ない。
岸田の体が横から生えている──これは勘違いだ。
自分の頬に感じる冷ややかな感触が、自分が寝かされているのだ、と浅人に諭させた。
「な、何・・・?」
周りを見回す。
しかし、電気が点いていない為満足な情報は得られない。
かろうじて、倉庫かどうかと予測できるくらいである。
続いて、自分を確認する。
服は着ている。
だが、妙に股ぐらが寒い。
スースーする、とも言い換えられる。
「どうだ、状況は理解できたか?」
椅子に座りながら、岸田が言葉をかけた。
浅人は寝転がった状態から睨みつける。
「てめ、誘拐じゃねーか!こんなことしてただで済むと思ってんのか!?」
「お前が黙っていれば問題ないさ」
露にされた激情を、岸田はさらりと受け流す。
余裕と侮辱が混じっている岸田に、浅人の言葉は届かない。
「ふざけんな!ここを出たら、真っ先に警察に通報してやる」
「・・・ま、その話は後にしよう」
岸田が唐突に立ち上がった。
そして、浅人の方に近寄ってくる。

「それより、約束は守ってくれるんだよな?」
下種、という言葉がまったく似合う岸田の笑顔に、浅人は背筋に寒気を感じた。
ここにきて初めて、岸田という男の狂気に気付いたのか、或いは。
「だ、誰がやるか!あんな一方的なもの、約束でも何でもない!」
「だが、同意したのはお前だぜ?」
暗い、岸田の後ろから嘲笑の気配。
部員もいるのか。
「全部で三点。よって、俺らは三回お前のオナニーを見る権利があるって訳だが」
三回・・・?浅人の中でその言葉が回り巡る。
三回とは何が定義だ?三回イくことか?好きな時に見せる、を三回繰り返すのか?もし後者だとすると・・・だとすると・・・。
「この回数は、言わば日にちにも置き換えられる、と思う次第だ。お前がオナニーしてる場を見れば一回ってことになるんだからな」
浅人の嫌な予感は的中してしまった。
つまり、こいつ等がこの場を出ない限り、延々と『一回目』である訳だ。
(馬鹿な、そんな事有り得ない)
頭の中で否定して・・すぐに諦める。
今の岸田の目を見ればわかる。
平気でそんな事をするだろう。
(逃げ道は・・・ないのか)
表情が曇る。
だが、決して涙は流すまいと浅人は心に決めた。
泣けば泣く程、奴等の思う壺だ、と。
だが、兎にも角にもこの場を切り抜けなければいけないのは何よりも揺ぎ無い事実であった。
「・・・わかった、やってやるよ。やるから、この縄を解いてくれ」
浅人のその決心を、岸田は嘲笑うかのようにこう言った。
「今の浅人ちゃんじゃ~面白くないなぁ。もっと女の子らしくなくっちゃなぁ?」
「な・・・え、ちょい待てっ!」
突然浅人の左右から人が現れた。
浅人を壁際まで運び、色々と作業を始める。
「おい、お前ら、止めろっつってんだろが!な、やめ・・」
浅人の抑止も聞かず、浅人は壁に押さえつけられた。
同時に、足を一時的に解放されたかと思うと、無理矢理Mの字に開かされた。

「なぁっ・・!」
浅人の股間に、冷ややかな感触。
これではっきりした。
自分は、ショーツを脱がされている。
さらにその状態で、両足首を手頃な長さの鉄パイプに縛りつけた。
これで浅人は足を閉じることが出来ない。
ドクン心臓が爆ぜた。
こんな下種野郎達に、好きなようにされている。
その怒りが、沸点を超えて爆発する。
「ふざっけんじゃねえ!!」
それまで準備していた男達が、その鬼気とした叫びに驚き立ち竦んだ。
怒りに染まった浅人の睨みを受けて、そのまま逃げるように引っ込んでいく。
「てめえら、上等だぜ・・・ここまでしたんだ、覚悟は出来てんだろうな!?」
力いっぱい咆える。
ギシギシ、と手首を結ぶ縄が軋む。
当然縄が食い込んで痛みは走るが、それよりも力を出せることに意味があった。
「覚悟?お前を犯す覚悟かなぁ?」
近くに寄ってきた岸田が、突然浅人の秘裂にその人差し指を突っ込んだ。
「ひぎぃ・・っ!?」
まだ準備などできているわけもなく、無理矢理挿入された浅人の秘部は、突然の異物に拒絶反応を示す。
「い、痛・・・だぁっ!」
口から漏れるのは悲鳴ばかり。
だが、岸田の目的はそれであった。
「さて、強情になれるのはいつまでかなぁ?くっくっく・・・」
浅人の秘部から指を引っ込ませ、後ろに下がっていく岸田。
(クソがっ・・ぶっ殺してやる・・!)
浅人は息を整えながら、上目遣いに岸田達を睨みつけた。

 

だが・・・状況は一変する。
放置されること十数分。
異変は始まった。
「んっ・・・はぁ・・・」
熱い。
躰が熱い。
躰の奥底から何かが湧き上がってくる感じ。
何故かわからないが、顔が火照っていく感じ。
「・・・っ」
頬が赤くなっているのを察し、浅人は顔を伏せた。
きっと表情を見せることすら危ない。
「・・・ん?」
だが、一瞬遅かった。
その気配を察し、岸田が動く。
「どうしたのかなぁ、浅人ちゃん?顔が赤いみたいだけど」
「う、五月蝿いっ」
顔を伏せたまま声を荒げる浅人。
だがしかし、最早それすらも精一杯であった。
「ひょっとして・・・俺等に見られて、感じちゃったのかなぁ?」
その言葉に、浅人の頭に怒りが昇って──ドクンッ「・・・あ・・?」
──消えた。
代わりに、下半身に熱い衝動。
「ありゃあ、否定しないんだねぇ・・・ほら」
唐突に、岸田が浅人の口元に人差し指を向けた。
それを見た浅人は、反撃の衝動に駆られる。
(調子に・・乗んじゃねぇ・・・その指・・・噛み千切ってやる!)
一瞬、牙を向く浅人の凶暴性。
しかし、浅人は気付いていなかった。
自分の体に、もうそんな勇気などなくなっていることに。
「・・んっ・・」
噛み千切る筈だった指を、浅人は咥えた。
そして、愛しげな表情を浮かべて舌を這わせた。

びちゃぴちゃと、浅人の唾液が指につく。
(え・・・何やってんだ、俺・・?)
頭がボーッとして思考が回らない浅人。
何故こんなことをしたのか、自分でも理解できない。
「くくっ、感度良好。ほら」
咥えさせている反対の手の指で、浅人の秘裂をなぞる。
「ひゃうっ!」
それがあまりにも刺激的だったのか、舐めるのを止めて嬌声を上げる。
「ただなぞってるだけなんだが・・・随分な反応だなぁ?」
「あ、あ・・っ」
岸田がそこをなぞる度、全身を包む快感の波。
おかしいくらい、今の浅人は感じやすくなっていた。
(な、何で・・・っ)
困惑する浅人の中で、妙な『違和感』が生まれ始める。
嫌がっている自分と、悦んでいる自分。
この感覚は、前にも味わった事があった。
遠くない最近、そう──「そろそろ、昨晩の自慰みたいによがってくれるかなぁ?」
「・・・!?あっ、くぁっ!」
岸田、貴様が何故それを知っている。
浅人に生まれた疑問は、指を再び腟内に挿入されたことによってかき消された。
先程とは違い、下半身から疼きと熱さが走ってくる。
「あふっ、あくっ、やめ・・・っ!」
挿入された指を鉤状に曲げて、襞を捲り愛液を掻き出すようにして出し入れする。
その度に、浅人の腟はひくつき指を放すまいと強く締め付ける。
それに準じて、浅人が感じる快感が段々と大きくなってくる。
(何で・・っ・・嫌、だ・・・)
拒絶する『男』の浅人。
「あふっ・・もっと・・・もっと、してっ・・・!」
快感に飲まれ、悶え喘ぎ悦ぶ『女』の浅人。
二つの異なる感じ方・・・一つの肉体に二つの心があるようなものである。
浅人が感じた違和感の正体は、正にそれだったのである。

だが、そんなことは最早どうでもよかった。
と、岸田がそれまで愛撫していた指を抜いた。
捲れた秘裂からトロリと蜜が垂れる。
「・・あ・・・?」
突然なくなってしまった刺激に、腟口が物欲しげにヒクヒクとひくつく。
「このままやってやってもいいんだが・・・それじゃ俺が約束破りに荷担してしまうからなぁ」
浅人の愛液で濡れた左手をペロリ・・・と舐めながら、岸田は呟いた。
それとほぼ同時に、部員の一人が動いた。
その手に納められた物は暗い照明の元、鈍く輝いている。
虚ろな瞳をその男に向ける浅人。
その妖しげな表情に、襲いかかりそうな衝動を抑えながら、男は手元にあるナイフで、浅人の手に縛られた縄を切る。
「・・・あ・・」
開放された両手を眼前に持ってくる。
手首に縛られてできた赤い痣がある。
男が引くのを確認してから、岸田が笑った。
いつもの、あの歪んだ嘲笑。
「さぁ、見せてくれよ。浅人ちゃんのオナニーショーを!」
両手を広げ高々と叫ぶ岸田。
それが、開宴の合図となるのか。
「・・・・・」
まるで操られたように、浅人の左手がゆっくりと、ゆっくりと・・・自分の秘裂へと向かっていく。
一度触れれば、自分の熱が冷めるまで貪り続けるだろう。
(駄目だっ!)
それを止めたのは、『男』浅人の他有り得なかった。
ガシッ伸びた左手の手首を、右手が掴み強制的に動きを止める。
上体を前屈みに倒し、その掴んだ手を凝視しながら浅人は歯を食いしばる。
(止めろ・・・止めろ、止めろ・・・止めろ、止めろ、止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろっ・・・!!)
食いしばっていた筈の口からガチガチと音が鳴る。
目は見開かれ、その横を汗が流れる。
冷や汗か、脂汗か、或いは。
何より凄まじいのは、その手に込められた力であった。
左手からギシ、ミシ・・・と軋んだ音が聞こえる。
その力から、左手の手首より先に血の気がなく、土気色に変わってしまっていて、圧迫から開放されようと痙攣を起こしている。
もしかしたら、男の時よりも遥かに強い力かもしれない・・・否、確実に、そうだ。
(ふん・・・男の浅人が邪魔をしてるか)
先程までの楽しげな雰囲気が一変、侮辱・侮蔑の感情を剥き出しにして岸田が浅人を睨みつける。
(まあいい・・・ここまでくれば時間の問題だ・・・だが、気に入らん)
岸田はスッと浅人の前に立つと、おもむろに浅人の秘部に足の爪先を立てた。
「ひぎぃっ!」
背筋に稲妻が疾ったかのような刺激に、浅人は上体を起こし仰け反り悲鳴を上げた。
訳もわからぬまま焦らされた躰に、それは強烈すぎたのかもしれない。
「ほらほら、とっとと堕ちちまえよ!男の浅人なんか要らねぇんだよ!」
爪先を捻り、浅人の秘部にグリグリと押し付ける。
「あぅ、あ、ああーっ!」
背筋を仰け反らせ、痛みやら快感やらわからない感覚に浅人が絶叫する。
(止めろ・・・!これ以上、俺を壊さないでくれ・・・!)
『男』浅人の必死な訴えは、岸田の前では無意味そのものであった。
「無駄な足掻きは止した方がいいぜぇ?無駄に怪我したくなかったらなぁぁあ」
沢田は吐き捨てるように呟いた後、足を離して再び距離をおく。
突然の強烈な責めに、浅人の思考が完全に麻痺してしまった。
その瞬間、『彼』は『彼女』に主導権を渡してしまったのだ。
「ひぁっ!んんあぁぁ!」

 

左手の指で触れただけ。
そう、触れただけであった。
浅人が自身の濡れそぼった秘部に触れただけで、全身に駈け巡る甘美な快感。
(な、なんで・・・?)
昨晩一人でした時も、その前より遥かに気持ちよかった。
だが、今のはまるで段違いだ。
「や、あ・・・!」
体を仰け反らせながら、しかし手は秘部から離れる事はなく、その筋に沿ってゆっくりと撫でている。
この「ゆっくりと」
というと部分が男浅人の些細な抵抗なのだが、しかしそれは女浅人にとっては極めて邪魔であった。
『早ク欲シイ・・・モット気持チヨクナリタイ』(嫌だ・・・止めろ、止まれっ・・・)
二つの意思が真っ向から対立し、反発している結果がこれであった。
そんな様子を見て、岸田の苛々が増していく。
(ちっ・・・糞野郎が、とっとと堕ちちまえば早いのによ)
岸田が本当に望んでいるのは、淫らな浅人を見ることではなかった。
「男浅人を葬る」
事こそが、真の目的なのである。
そして、それも最早時間の問題だった。
至極中途半端な力加減で続けられていた浅人の自身への愛撫は、躰にとってはただの焦らし。
次第に体が快楽を求め、意思に逆らい始める。
くちゅ「んはっ・・・!」指が秘部の真ん中で止まった。
上下の動きから、前後の動きに変えようとしているのだ。
「はあ、ああぁ・・・!」
目を見開き、口を半開きにして涎を垂らしながら、沈んでいく指を待ち構える浅人。
(駄目だっ、だめ・・・)
最後の抵抗は、もう躰への強制力はもっていなかった。
つぷっ「ふああっ!」
中指が第二間接まで挿し込まれた。
それだけで、背筋を折れんばかりに伸ばし、背筋が微かに痙攣する。
その指から与えられる快感を余すことなく貪ろうと、膣が締まり襞が蠢く。
「あふっ、やあっ!」
口からは否定の声。
しかし、明らかに艶のある喘ぎ声になっている。
そして、それを証明するかのように、浅人は入れた指を動かし始める。
「ん・・・ふっ、くあっ!」
激しく抜いたり挿したり。
挿し入れたままかき回すようにしたり。
襞の一枚々々を捲り、擦るように。
どんな動きをしても、浅人の躰には快感を与える。
否、躰が快感を与えるように指を支配しているのだ。
(ど、どうして、こんなに・・・)
気持ちいいのか、と意識せずにはいられなくなっていた。
そしてその瞬間に、目の前にいる男の言葉が甦る。
『ひょっとして・・・俺等に見られて、感じちゃったのかなぁ?』きゅんっ「ひぁっ!」
突然、下半身に強い疼き。
それまで以上に行為を求める欲が増す。
(見られてる・・・それだけで、感じてる?変態か・・・俺、は・・・)
それを自分の中で認識した瞬間、疼きは凄まじい速度で浅人の心にまで侵食していく。
段々と浅人の思考に靄がかかっていく。
気持ちいい、というその事実だけがはっきりと浮んできた。
昨晩と同じ様に、気がつけば指は二本に増えていた。
秘裂を割り、淫らな液体がぐちゅと音を立てる。

「ふあ、あ、あ、ひぃ」
目は既に焦点が合ってない。
屋上を見つめている瞳から、雫が滴り落ちる。
悦びの涙か。
(気持ち・・・いい)
『ソウ。
コレハ気持チノイイコト』(気持ちいいことは・・・罪じゃない)
『ソウ。
何ニモ変エガタイ真実』(俺・・・このままでいいのかな・・・?)
『イイノ。
コノママ・・・堕チテ』浅人の中で、何かが、崩れた。
「あ、あああぁ、あぅん!」
途端に全身を更なる快楽が包む。
背筋を走り、躰が震え、腕が痙攣し、足を限界まで開く。
余っていた右手は、その豊かな胸を揉んで、否、握り潰していた。
痛覚でさえ、浅人の躰は、脳は、快感として享受する。
乳首は既にシャツの上からでもはっきりと、勃っていることがわかる。
「・・・ふ、ふふ」
歪んだ笑い声。
その場にいる誰もが、気付く事の出来なくなった狂気の象徴。
「ふふひ、ふひひゃはあひふひひぁひゃはひひゃひゃひゃ!!」
背を仰け反らせ、とても愉快そうに・・・岸田は笑っていた。
まるで、地獄の使者のように。
「そうだ、俺はお前のその姿がみたかったんだよ・・・前田浅人ぉぉぉ」
厭な笑みは消えることなく、膝をついて浅人の顔を覗き込む岸田。
「俺はなぁ、浅人ぉ。お前みたいな男は大っっ嫌いなんだよぉぉ。でもなぁ、今のお前みたいな気の強い女は大好物なんだよぉ。そうして淫らにヨガってる浅人ちゃんを見るのもなぁぁ」
「あふ、ひゃう!ひん!」
岸田は手を出さない。
しかし、浅人の自慰は止まらない。
最早、浅人の岸田は見えていないのだろうか。

「ほぉぉら、変態浅人ちゃん?自分で言ってごらん?自分は変態です、ってなぁぁぁ」
空いている左胸の、屹立した乳首をぎゅっと摘んでみせる。
「ひぃぃぃっ!!わ、私はぁ・・んぅ、皆に見・・られて・・・感じてる・・・変態、ですっ・・・ふあああっ!」
少し前の浅人では考えられないようなことも簡単に口走る。
それでも、躰の中を言い知れぬ快感が走る。
今、浅人の中で重要なのは如何に気持ちよくなるか、それだけであった。
「ふひ、あひゃひふひあひゃふひゃはははぁぁ!!」
地獄の使者が、笑う。
嘲笑う。
「ひぎっ、あ。あああぁぁぁぁ!!!」
全てを吹き飛ばすように、浅人が絶頂へと昇っていく。
その光景に見惚れていた部員達が、部員の一人がいなくなっていることなど、気付く筈もなかった。

さて、皆さんは覚えているだろうか。
浅人と野球部の『勝負』の時、沢田、種倉、舞浜の他に、もう一人『裏切り者』がいた事を。
エラーを強制されていた筈の一年で、たった一人、真面目にプレーをした、一年の二塁手の事を。
「はぁ、はぁ──」
その一年は走っていた。
たった一人、悪魔の雄叫びで目を覚まして。
(何で、何でこんな事に・・・!)
青年は泣いていた。
自分は野球がしたくてこの学校に入り、この数ヶ月間頑張ってきた。
なのに、あの有り様はなんだろう。
先輩だけでなく、同学年の仲間でさえも前田先輩を虐めることしか考えていないなんて。
間違っている、でも、何かされるのは嫌だ・・・青年の心は臆病で、とても人間的であった。
体力には自信があった。
中学の時は高校を目に入れて陸上部だった。
高校に入って野球部で鍛えられ、その足腰は尋常な程鍛えられている。

そんな足で必死に走り、昇降口で靴を脱ぐ間も惜しみ、一気に目的の場所へ。
扉を開き、開口一番、彼は教師達に叫んだ。
「前田先輩がレイプされてます!・・・助けて!!」

「あ、あふ、あ・・・」
手が、止まらない。
さっきから二回イった。
それでもまだ、気持ちよくなりたいと手を動かす。
だが、それではもう足りない事を、浅人の躰は脳に訴える。
「あぅ・・・もっと・・気持ちよくなりたい・・・」
呆けた表情で、浅人は岸田の顔を見た。
いや、岸田だけではない。
それを通り越して、部員達へも。
「ひひ・・・いいぜ、こうなる事を待ってたのさぁ・・・おい、お前ら!」
岸田の一声で、グッと輪が縮まる。
浅人を取り囲むように、部員達が並ぶ。
「存分に犯してやれ。たっぷりとセーエキ掛けてやりな。──ただし、処女は俺が貰う」
下品な笑みを浮べ、更に輪が縮まる。
それを確認せずに、岸田はGパンのチャックを下ろし、その岸田自身を取り出す。
それは、既に天に向かって反り返っていて、赤黒いグロテスクなものと化していた。
平均より太く、長い。
「ひひっひ・・・イクぜ、浅人ちゃぁぁぁん・・・」
「あ、ああ・・・」
恐怖は、なかった。
足を拘束していた棒は既に取られている。
自ら秘部を開き、足を開き、それの受け入れを心待ちにしている。
岸田の肉棒が膣口につく。
そして───ずぷぷっ、ぶちっ「っっ!!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!」
ミシミシと背骨が軋む音が聞こえる程背筋を仰け反り、浅人はそれの侵入をあっさりと受け入れた。
容赦無く一気に奥まで貫かれた結果。
処女膜の千切れる音がはっきりと浅人に聞こえる。
「い、痛ぁっ!やぁ、だ、あぐっ!」

愛液で濡れきっていた膣も、流石に初めての男性を受け入れるとなると離しは別らしい。
頭をぶんぶんと振って痛がり、身を捩る浅人。
長い髪が岸田の頬に当たるが、そんな事全く気にする様子はない。
「直に気持ちよくなるぜ・・・我慢しろぉ・・・お前の膣、凄ぇ締め付けてくるぜぇ・・」
狂ったように腰を打ち付ける岸田。
肉と肉がぶつかり合う音と、卑猥な水音がそこを支配する。
妖しげな気配と空気が漂い、一人、また一人と理性を失っていく。
岸田の狂気か、浅人の淫乱か。
「やめ、抜い、て・・・あふっ、きひぃっ!」
手はしっかりと岸田の腕を掴み、突かれるままに腰を振る浅人。
口では痛みを訴えているが、既にその秘部は岸田の肉棒をしっかりと咥え込み、貪るように襞を蠢かす。
まるで、そこだけが別の生物のように。
声も、すぐに喘ぎ声と変わっていく。
「そんな事言ってる割には、凄ぇ締め付けじゃねぇか。
もう素直にヨガっていいんだぜぇ?」
「あうっ、んあっ!だめ、イク、また、イクっ・・・!」
限界点だった。
神経が焼き焦げるような感覚。
意識が遠のき、現実味が消えていく。
「俺ももう限界だ・・・中に出す、ぜっ!?」
辛うじて聞こえてきた言葉は、浅人の脳では上手く変換されなかった。
「はぁぅ!あ、イ、クっっ・・・・!!」
ビクン!どくん、どくん、どくっ、びくっ・・・「あ・・・は・・・」
意識が、途切れる。
躰の中に熱き印を刻み込まれながら、絶頂と同時に。
最後の最後、ブラックアウトしゆくし視界に、一筋の光を見ながら。

 

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